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ブログ (学術課題)2021.08.02

2022年1月、WHOはインターネットゲーム障害(IGD)をICD-11に収載する

やり過ぎると昼夜逆転 親子でルール作りを 不登校の原因にも ゲーム障害 獨協医大・今高准教授に聞く|社会|下野新聞「SOON」ニュース|下野新聞 SOON(スーン) (shimotsuke.co.jp) 

 

 米国の市場調査会社eMarketerの世界の携帯電話利用調査では、2016年11月に世界人口76億人中43億人がスマートフォンを用いていると報告した。そして2020年には世界人口の62.6%、47億8000万人がスマートフォンを用いていたと予測されている。こうした状況とパラレルに、この10年でインターネット依存・ゲーム依存による莫大な社会的損失が問題となり、医学分野からの対策が求められた。2013年には米国精神医学会「DSM-5」に今後の研究項目として「インターネットゲーム障害」の診断基準が収載された。続く2018年には世界保健機関(WHO)より「Gaming Disorder:ゲーム障害」の診断基準が提唱された。そして2022年1月、WHOはゲーム障害を正式に国際疾病に認定しICD-11に収載することを発表した。つまり社会的に認識すべき要点はインターネットゲーム障害が単なる社会現象ではなく疾病の一つということである。

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