研究内容
脳低温療法プロトコール
小児急性脳症に対する脳低温療法の臨床効果は、現時点では十分な症例数が集積されないため明確なエビデンスレベルはありません。しかし本プロトコールの導入後、これまで最重症に分類されていた小児期発症の急性脳症(急性壊死性脳症:ANE、出血性ショック脳症症候群:HSES)症例において劇的な臨床的改善を認めています。また本プロトコールを早期に導入することは、けいれん重積状態の後におこる急性脳症(二相性脳症:AESD)の発症ならびに重症化の予防に寄与する可能性を有する治療法であると我々は考えています。
Website: https://www.mdpi.com/2077-0383/12/6/2095
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