研究内容

小児細菌性髄膜炎53例の起因菌 (2000-2017)

 我々は2000年~現在まで、新生児および小児の細菌性髄膜炎のデータベースを構築しています。近年、予防接種事業の普及に伴い肺炎球菌やインフルエンザ杆菌による小児髄膜炎が減少した反面、G群β溶血性連鎖球菌による細菌性髄膜炎が増加し問題となっています。現在、各菌種毎の症例の経過と神経学的な予後について傾向を分析しています。